
8月27日の誕生花
8月27日の誕生花は、「ホウセンカ(鳳仙花)」です。
原産地がインド、中国南部原産のツリフネソウ科の一年草です。7~9月に、太い茎に緑のギザギザのある楕円系の葉の脇に赤、紅、ピンク、白などの5弁花を2~3輪連なるように咲かせます。
花の名前は、中国の伝説の鳥、鳳凰が羽ばたいているような花形から付けられた中国名「鳳仙花」を音読みして「ホウセンカ」と呼ばれています。
また学名のインパチェンス(Impatiens)は「耐えられない」という意味合いで、果実が熟すとがまんできずに裂けてタネが飛び散る様子から付けられています。ですので、こぼれダネで思いがけないところから翌年芽を出して花を咲かせたりします。
ホウセンカ(鳳仙花)の花言葉と由来
ホウセンカ(鳳仙花)の花言葉と由来
ホウセンカ(鳳仙花)の花言葉は、「私に触れないで」「せっかち」「短気」「快活」。
花言葉の「私に触れないで」は、実が熟した時に触れるとタネがはじけ飛ぶことからつけられています。そのまま「Touch me not」として英語名になってしまっています。「短気」「せっかち」も、触れると果皮がはじけてタネを飛ばすことからきています。

ホウセンカでマニュキュア
ホウセンカは別名「爪紅(ツマベニ、ツマクレナイ)」ともいわれます。これは昔、中国や韓国で、若い女性や子どもがホウセンカで爪を赤く染めていたことによるもので、日本でも、天草島では男性が魔除けとして爪を赤くして海にもぐる夏の行事があったそうです。ただしこの染料となるのは赤い花ではなく葉だったようです。