エアプランツ(チランジア)に虫がついた、これって病気?季節の管理で気をつける点は?
病害虫
ほぼ害虫はつきませんが、ハダニなどに注意。特に目立つ害虫や病気はありませんが、購入時に虫がついている場合があるので、水に漬けて取り除くとよいでしょう。ハダニは高温、乾燥で発生しやすくなります。こまめに霧吹きなどで濡らしていれば発生は防げます。
▼病害虫の予防や対策は?ハダニの駆除方法。予防が運命の分かれ道!?夏越し・冬越し
夏は夕方の涼しい時間、冬は昼間のあたたかい時間に株全体にお水をたっぷり与えましょう。湿気の多い梅雨~真夏や冬は控えめに。冬越しは、暖かい室内で管理します。低温時に水をやりすぎると枯れやすかったり、芯が腐ることもあります。水やりは少し控えめに行うとよいでしょう。
エアプランツの増やし方
株分けで殖やします。
エアプランツはある程度の大きさになるとお花を咲かせることがあります。子株は、お花が咲き終わってからつくことが多いです。
子がついたら、元の株は「親株」になり、子株に栄養を送ります。親株の成長はほぼ止まり、子株が大きくなります。クランプにしないで楽しみたい場合は、ある程度の大きさになったら外しましょう。小さすぎると、株自体の体力がなく成長が遅くなったり、枯れてしまう原因に。親株の2/3くらいのサイズになってから外すほうがよいでしょう。外すときは優しく。無理に引っ張ったりしてとらないで、丁寧に取り外しましょう。子株を外した後も、親株に体力があればまた子株をつけることもありました。
外した子株はどうする?
エアプランツの成長はゆっくり。外した子株がお花を咲かせ、子株をを付けるまでは数年かかります。子株は人間でいう子どもの株。大株より、乾燥しやすかったり、蒸れやすかったり。こまめに観察してあげるとよいでしょう。水やりや置き場に気を付けて元気に育てましょう。
エアプランツ(チランジア)の種類チランジア・キセログラフィカ
学名:Tillandsia xerographica
エアプランツの代表ともえるキセログラフィカ。小さいものから大きいものまでサイズも様々。大きいものはひとつでも存在感抜群です。花も大ぶりで見応えありです。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・キセログラフィカの育て方|エアプランツ
チランジア・ストレプトフィラ
学名:Tillandsia streptophylla
ストレプトフィラは水やり具合で葉がカ―ルしたり、しゅっとまっすぐになったりするのが特徴です。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ストレプトフィラの育て方|エアプランツ
チランジア・ウスネオイデス
学名:Tillandsia usneoides
別名「スパニッシュモス」や「サルオガセモドキ」と呼ばれています。乾燥に弱いため、エアコンの風が当たる場所は避けます。窓辺でも、日光がよくあたる窓だと葉が乾燥し痛みやすいです。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ウスネオイデスの育て方|エアプランツ
チランジア・イオナンタ
学名:Tillandsia ionantha
イオナンタはエアプランツの中でもポピュラーな品種で比較的育てやすいです。イオナンタだけでも有茎タイプのものや、大きいサイズのものなど様々な種類があります。イオナンタとは「菫色の花」のこと。紫の筒状花を咲かせます。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・イオンナンタの育て方|エアプランツ
チランジア・ハリシー
学名:Tillandsia harrisii
白味がかった白銀のような葉が特徴的です。その美しい姿に赤い花苞に紫の花を咲かせます。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ハリシーの育て方|エアプランツ
チランジア・ドゥラティ
学名:Tillandsia duratii
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ドゥラティラの育て方|エアプランツ
チランジア・カプトメドゥーサエ
学名:Tillandsia caput-madeusae
リシャ神話に登場する怪物「メドゥーサエ」のうねった頭髪のような葉の姿が名前の由来。育てやすいので初めての方にもオススメです。100円ショップなどでも見かけることもあります。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・カプトメドゥーサエの育て方|エアプランツ
チランジア・テクトラム
学名:Tillandsia tectorum
銀葉種の中でも、トリコームが長いので特に乾燥に強い品種。水やりは週1くらいが目安です。トリコームが長いので、その分たくさんお水をとりこむため、ソーキングはしないようにしましょう。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・テクトラムの育て方|エアプランツ
チランジア・ブルボーサ
学名:Tillandsia bulbosa
「球根」の名前を持つ、壺型の人気のエアプランツ。子株がつきやすく育てやすい種類なので初めての方にもオススメ。比較的お水を好みます。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ブルボーサの育て方|エアプランツ
チランジア・ブッツィー
学名:Tillandsia butzii
まだら模様の葉にながーく伸びた葉のブッツィー。ブルボーサと同じく、非常にお水が好きな品種です。乾燥に弱く、乾燥すると葉先が茶色くなってきたり、株元もスカスカしてきます。様子をみてこまめにお水をあげましょう。
▼詳しい育て方はこちらチランジア・ブッツィーの育て方|エアプランツチランジア・トリコロール
学名:Tillandsia tricolor
シュッとした葉が特徴のトリコロール。花が咲くと花序の赤と黄色に、紫のお花でトリコロールになります。乾燥に弱いので、着生させた、素焼き鉢で管理するのもおすすめです。室内で管理する時に株元に水が多いと芯が腐りやすくなるので気を付けましょう。
エアプランツを飾ろう
エアプランツの飾り方をご紹介します。土がいらないので自由に飾れます。飾るアイテムを作ってみてもよいですね。
オーナメントに飾る
【材料】 どれも100円ショップで購入できます
・木工用ボンド ・たこ糸 ・風船 ・水
【道具】
・ハサミ ・ボンドを入れるもの ▼作り方はこちら100円素材でDIY!簡単オーナメントを作って植物を飾ろう
ドリームキャッチャーに飾る
ワイヤーと糸や紐、布を使って作れるドリームキャッチャー。網目の部分にエアプランツを飾れます。
【材料】
・ワイヤー 適量(作るサイズによって異なります)
・お好みの毛糸、糸、細い布など ・接着剤
・お好みで羽やウッドビーズなど
【道具】
・ニッパー(針金をカットする用)
・ペンチ(針金を曲げる用) ・はさみ
▼作り方はこちらエアプランツが主役!ドリームキャッチャーを作って飾ろう
モビールを作って飾る
100円ショップのストローでも作ることができるモビールです。
▼作り方はこちら
100円グッズで作れる!エアプランツのモビールを作ろう
吊るして飾る
エアプランツにワイヤーをくくりつけて、S字フックなどを使って吊るして飾ることも。ワイヤーをつけるときは葉を傷めないように気をつけましょう。
無印良品の歯ブラシスタンドは、小さいサイズのエアプランツと相性バツグン。置くだけておしゃれに飾れます。 ▼詳しくはこちら
植物を飾ろう!無印良品の歯ブラシスタンドが使えるよ
流木と合わせて飾る
流木の上にエアプランツをのせて。お気に入りの本と合わせて飾っても。
カゴにまとめて
小さいサイズのエアプランツをいくつかカゴにまとめてもいいですね。水やりのあとに乾かす時もよさそう。
エアプランツ(チランジア)の育て方|まとめ
・適度な湿度を与えること
・週に2、3回水やりをしましょう
・風通しのよい場所に置くとよいでしょう
・水やりあとは乾かしてから飾ろう
・木漏れ日を好みます。直射日光は避けましょう。
・暑さは苦手。高温期は涼しい環境で管理
エアプランツの関連記事エアプランツの飾り方!やってみたくなる素敵な8つのアイデア素敵なウォールグリーン!エアプランツを壁に飾ろうこれでオシャレ上級者に。”エアプランツ”のコーディネート事例9選
▼栽培カレンダー
目次
センペルビウムの基本情報
センペルビウムの水やりなどの育て方
センペルビウムの植え替え
センペルビウムの病害虫対策
センペルビウムの育て方|まとめ
センペルビウムの基本情報
センペルビウムはベンケイソウ科センペルビウム属の春秋型種の植物。ラテン語で「semper」(常に)と「vivum」(生きています)が由来。「常に生きています」という名の通り、とても強い品種のため育てやすいです。高山性の多肉植物なので耐寒性に富んでいます。
科・属 ベンケイソウ科・センペルビウム属英名 Sempervivum学名 Sempervivum原産地 ヨーロッパ中部・ロシア・モロッコなど育てやすさ★★★センペルビウムの良い株の選び方
葉が開いているものより、詰まって、全体的に締まっているものが良いでしょう。葉に虫が付いてなく、元気なものを選びましょう。
センペルビウムの種類■巻絹学名:Sempervivum arachnoideum 葉先に白い糸がかかってます。
■百恵(ももえ)
学名:Sempervivum ’Oddity’ 葉が円柱状で先端が黒く、変わった見た目。
■オクトポデス・アペタルム
学名:Sempervivum octopodes ssp.apetalum 細かい葉が密集していて幾何学的な見た目。
センペルビウムの水やりなどの育て方日当たり・置き場所
春秋型種になります。
夏は涼しく風通しをよく
なるべく乾燥した場所へ置きましょう。 明るい日陰でも育ちますが、なるべく日当たりのよいところに置くほうが元気な株に育ちます。
日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。
水やり
成長期(春・秋)は乾いたらお水をたっぷりあげます。
季節で異なります
【春・秋・冬】
日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。
【夏】 休眠期。水は控えめに。。
夏・・・ほぼ断水します。
夏は夕方など涼しくなってから、葉水か、土が半日くらいで乾くくらいの水を与えます。高温多湿が苦手なので、下手に水を与えることで蒸れて株が痛んだり、根腐れを起こしやすくなりますので気を付けましょう。
温度
耐寒性があるので屋外でも可 高山性の多肉植物のため寒さには強いです。
センペルビウムの植え替え植え替え
植え替えをするならば春か秋がよいです。
用土
水はけのよい土がよいです。
市販の多肉植物用の土だと手軽です。栽培環境や水やりの頻度に合わせて選んでも◎。
肥料
成長期に緩効性肥料を少量施しても良いでしょう。
センペルビウムの増やし方
挿し木・株分けで増やせます
【挿し木】 切り口を3、4日乾かしてから用土に植えつけます。土に割り箸などで、穴をあけそこに挿します。
【株分け】
株を鉢から抜いて、株を分けます。傷んだ根はカットして整理してから、新しい土に植えつけます。3、4日後にお水を与えましょう。
センペルビウムの病害虫対策
センペルビウムに虫がついた、これって病気?
病害虫
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニが付きやすいです。花芽や、新芽など柔らかいところは害を受けやすいので気をつけましょう。
▼病害虫の予防や対策は?要注意したい天敵!カイガラムシの駆除方法ガーデニングの天敵!農薬を使わないアブラムシの駆除方法ハダニの駆除方法。予防が運命の分かれ道!?
センペルビウムの育て方|まとめ
・成長期(春・秋)は乾いたらお水をたっぷりと ・夏は涼しく風通しをよく ・害虫に気を付けましょう
こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なセンペルビウムを育ててみて下さいね♪
※情報は随時アップデートする可能性があります。
多肉植物の関連記事 多肉植物の育て方や寄せ植えなどの記事を紹介します。
チランジア・テクトラムに虫がついた、これって病気?季節の管理で気をつける点は?
病害虫
ほぼ害虫はつきませんが、ハダニなどに注意。特に目立つ害虫や病気はありませんが、購入時に虫がついている場合があるので、水に漬けて取り除くとよいでしょう。ハダニは高温、乾燥で発生しやすくなります。こまめに霧吹きなどで濡らしていれば発生は防げます。
▼病害虫の予防や対策は?ハダニの駆除方法。予防が運命の分かれ道!?夏越し・冬越し
夏は夕方の涼しい時間、冬は昼間のあたたかい時間に株全体にお水をたっぷり与えましょう。湿気の多い梅雨~真夏や冬は控えめに。冬越しは、暖かい室内で管理します。低温時に水をやりすぎると枯れやすかったり、芯が腐ることもあります。水やりは少し控えめに行うとよいでしょう。
チランジア・テクトラムの育て方|まとめ
・適度な湿度を与えること。
・風通しのよい場所に置くとよいでしょう。
▼その他のチランジア(エアプランツ)の育て方記事をもっとみるチランジア(エアプランツ)の育て方一覧
こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なチランジア・テクトラムを育ててみて下さいね♪
※情報は随時アップデートする可能性があります。
▼栽培カレンダー
目次
ジグザグカクタスの基本情報
ジグザグカクタスの水やりなどの育て方
ジグザグカクタスの植え替え
ジグザグカクタスの増やし方
#ジグザグカクタス の育て方|まとめ
ジグザグカクタスの基本情報
ジグザグカクタスはサボテンの仲間で、学名は「クリプトセレウス アントニヤヌス」といい、「ジグザグカクタス」「クジャクサボテン」「ムカデサボテン」「エピフィルムアングリガー」とも呼ばれています。高いところに置いたり、吊るして飾って楽しむことができることもあり、インテリアグリーンとして人気が高いです。
月下美人に似ていて、初夏の夜に香りのいい美しい花を咲かせます。多肉質で、ギザギザの葉の形が特徴であり魅力的です。乾燥にも強いので、育てやすく初心者にもオススメの植物です。
品種名ジグザグカクタス英名fishbone cactus学名Cryptocereus anthonyanus科名サボテン科エピフィルム属原産地メキシコ育てやすさ★★★★☆
ジグザグカクタスの水やりなどの育て方
ジグザグカクタスの日常の水やりや日当り、管理をおしえて!
選び方
カイガラムシやハダニなどの害虫がついていないか確認しましょう。ひょろひょろのものより幅広のもので形に歪みや変色がなく、鉢と株のバランスが取れているものが良いです。グラグラとしたものよりしっかりと根がはり、ずっしりとしていて、色艶が良いものがよいでしょう。ただし、好みで選ぶ方も多い品種ですので、ご自身で良いと思った個体を選ぶと良いでしょう。
日当たり・置き場所
直射日光をさけた日当たりのよい、明るい場所で管理しましょう。風通しのよい場所がよいです。風通しが悪いと、病害虫の原因になります。日照不足になると葉先がひょろひょろと成長しますので、なるべく日には当てたほうが健康な株に育ちます。
▼関連リンク植物を育てる上で、「風通し」が大切な理由植物のヒョロっとした姿「徒長(とちょう)」とは?温度
寒さには弱め 8度以上を保とう
8度以下になる場合は室内に取りこんでの管理がよいでしょう。夜の窓辺は外気と同じ気温で気温も低くなりますので移動させましょう。0度を切る場合は水やりを控え完全に断水します。
水やり
季節ごとに時間を変えましょう
乾燥気味に育てます。土が乾いたら鉢底穴から流れるくらいジョウロでたっぷりと与えましょう。開花時に花びらに水がかかると痛むので気を付けましょう。
春・秋・・・午前中 土が乾いたらたっぷりと
夏・・・夕方~夜真夏は暑さで生育が鈍るので土の表面が乾いて1~2日して与えましょう。夏の午前中や昼間の水やりについては、昼間は気温が上がることにより、高温で株が蒸れる原因になります。
冬・・・休眠期 ほぼ断水します低温時にあげることで根が傷んだり、根腐れの原因になります。気温が上がり、安定したら徐々に水やりを再開させましょう。
肥料
肥料は、花が咲き終わった7月いっぱいまで、10日に1回の間隔で液体肥料を与えます。植え替え時に緩効性化成肥料を少量与えてもよいでしょう。休眠期の冬は施しません。
病害虫
カイガラムシ・ハダニ・赤ダニ
乾燥によってハダニが発生することもあります。ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。
カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。見つけたらすぐ取りましょう。
関連記事ハダニの駆除方法。予防が運命の分かれ道!?要注意したい天敵!カイガラムシの駆除方法用土
水はけのよいものがよいです
サボテン・多肉植物専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテン・多肉植物の土でも可能です。
ジグザグカクタスの植え替え
ジグザグカクタスの植え替えはどうするの?
適期は秋
苗は、鉢から株をひと回り大きな鉢に植え替えます。古い土は取り除きます。成株の場合は、株が十分成長した9月から10月が理想的です。 鉢の根がいっぱいになってきたら行ってください。だいたい2年に1度くらいの間隔です。植え替え後の水やりは1週間から10日後に与えましょう。
増やし方/繁殖の仕方
葉挿しで増やすことができます 5~7月が適期です。葉を15cmくらいカットします。カットする時、ハサミは消毒してから使用し、使用後も消毒をしてから片づけましょう。新しい清潔な土に挿して、風通しのよい半日陰で管理しましょう。水やりは1週間から10日後にたっぷりと与えます。
ジグザグカクタスの育て方|まとめ
・水やりは土が乾いてからたっぷりと
・日当りよく、風通しのよいところで管理しましょう
・冬場は室内に取り込み暖かい場所で管理しましょう
・休眠期の冬は水はほぼ断水し乾燥気味に
ジグザグカクタスの関連記事サボテンの育て方|水やりや置き場所って?
ぜひ素敵なサボテンを育ててみて下さいね。
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