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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

ハツユキカズラの基本情報 不規則に白く染まる若芽が降り始めた雪のような「ハツユキカズラ(初雪蔓)」。日陰や湿った土壌でも苦にしない、育てやすいグランドカバー向けの植物です。もちろん鉢植えやプランターでもOK。寄せ植えでも活躍する万能派です。 特長であるピンク色の新芽を楽しむためには、肥料と水を切らさずに成長をうながし続けることがポイントです。 耐陰性ですが日光も大好き。あまり暗すぎる環境では新芽が発色せず、緑一色の株になってしまいます。直射日光が得意でないので、さじ加減は必要ですが基本的には大変丈夫です。 常緑性ですが、寒さにあたって紅葉した姿もまた美しいものです ハツユキカズラの花言葉 開花期は初夏から夏ですが、あまり花をつけることはありません。スクリュー形の白く小さな花より、全体の特徴をとらえて花言葉がつけられています。 ピンクから白へと変化する新芽の色は、チークや白粉を重ねているかのよう。花言葉通り「化粧」しているハツユキカズラです。 葉色と斑を変えながら伸びていく様子から「素敵になって」というフレーズもつけられています。 それに応じるように「素直にこたえたい」の意味も。化粧だけでなく内面も、という意味なのか「心の灯」という花言葉もついています。 ハツユキカズラの基本情報科・属キョウチクトウ科テイカズラ属英名Trachelospermum asiaticum ‘Hatuyukikazura’学名Trachelospermum asiaticum原産地日本、東アジア出回り時期3月~9月育てやすさ★★★★☆ ハツユキカズラの種類・品種 そもそもは「テイカズラ(定家蔓)」を改良して、斑入り品種として流通するようになったハツユキカズラです。品種立てで販売されることはあまりありません。 テイカカズラは本州から九州にかけて自生しており、ハツユキカズラ同様、生け垣やフェンスにも用いられています。
ハツユキカズラの育て方用土 市販の培養土や赤玉土7、腐葉土3の組み合わせを使います。多少水はけのよくない土壌でも苦にせず育ちます。 種まき 花をつけにくい性質のため、種は一般的に流通していません。苗で購入して、挿し穂、挿し木、取り木で増やします。 苗の選び方 なるべくピンク色の新芽を多くつけている苗を選びます。緑ばかり目立つものは肥料や日照不足の可能性もあります。 植え付け 購入時にはポットいっぱいに根が張っていることが多いので、よくほぐしてから植えます。根が回りきってしまうと成長が止まるので、鉢増しが必要です。 水やり 湿り気のある土壌を好むので、表土が乾ききる前にたっぷりと水を与えます。水切れすると下葉が落ちてしまいます。地植えの場合は特に水やりしません。 追肥 春から秋の成長期に遅効性の肥料を与え続けます。肥料分が足りないとピンクの発色が弱くなってしまいます。 剪定 徒長した部分をカットして全体を整えます。強剪定でもすぐに次の芽を出してくれます。 ハツユキカズラはまれに小さな白い花を付けます。でも、ほとんどのハツユキカズラは葉のみですので、開花期にあたる時期に剪定してもさほどダメージはないでしょう。 病害虫 病害虫には強い方ですが、アブラムシには注意しましょう。風通しの悪い場所で発生しやすいので、茎が込み合わないようにします。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 ハツユキカズラの育て方 まとめ ・よく日光に当てることで、葉の斑が鮮やかになります。 ・初夏から徐々に直射日光に当てる時間を増やし、慣らしていきます。 ・挿し木で増やすこともできます。新芽の部分から5cm程度切り取って、赤玉土と鹿沼土を混ぜた用土に挿します。 ・グランドカバーとして用いられますが、踏みつけにはあまり強くありません。
ハツユキカズラのその他色々取り木の方法 伸びてきた茎の途中を地面に植えておくと発根します。これを取り出して、発根している部分を別の場所や鉢に植え替えることを「取り木」と呼びます。 取り木に用いる茎は、なるべく太く勢いのあるものを選びましょう。 取り木は先に発根した状態から育てるので、挿し木よりも成長の速いのが特長です。ヒメイワダレソウもこの方法で増やすことができます。 ハツユキカズラを使った寄せ植え 葉色が美しく、自己主張しないので寄せ植えで重宝します。 どんな花と組み合わせてもマッチしますが、引き立て役で終わらせてしまうのはもったいないところ。アジュガ、ベロニカ、コリウス、ユーパトリウム、濃い紫の葉を持つトウガラシ「パープルフラッシュ」など個性的な銅葉、紫葉、黒葉のものと組み合わせるのも楽しいでしょう。 葉のつけ方の分類法 ハツユキカズラの伸びたランナーを観察していると、必ず2枚の葉が同時に出ていることに気づきます。こうしてひとつの節をはさむように2枚の葉をつける性質を「対生」と呼びます。 ちなみにツバキのように交互に葉を出すものを「互性」、キョウチクトウのように茎を囲むように数枚の葉を出すものを「輪性」と呼んでいます。 ネギのように向かい合って互い違いに伸ばしていくものは「二重立性」です。
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

アルストロメリアの基本情報 アルストロメリアは球根の植物です。鉢植えでも地植えでも育てられます。球根から伸びた茎はおよそ50㎝まで伸びます。葉は茎からその背を伸ばしますが、根元の所でぐるりと反転してたまま育ちます。私たちが見ている葉は実は裏返しなのです。そして、茎の先端に花がついており、特徴的な色合いを見せています。原種は50種類ほどだと言われていますが、交配、品種改良が行われ現在ではその数は100種類ほど。アルストロメリアの咲かせる花は花弁が6枚。外側と内側3枚ずつ形が違います。外側は大きく丸みを帯びた花弁、外側よりも一回り小さな花弁が内側に3枚。花びらにはまだら模様、縞模様がついているのが特徴です。
アルストロメリアの花言葉 アルストロメリアの花言葉は「エキゾチック」「華奢」「未来への憧れ」。 まだら模様を花びらにつける姿は妖艶にも見えるのでしょう。そこから「エキゾチック」という花言葉がついています。その一方で寒冷な山脈で自生していることから「凛々ししさ」という花言葉も。健気な姿から「華奢」なんて花言葉も存在します。強さと儚さを備えた花言葉なんですね。また、アルストロメリアは希望の花でもあります。厳しい環境でも俯くことなく上を向いて花を咲かせる姿から「未来への憧れ」という言葉が付けられています。アルストロメリアを見ているとなんだか前向きになれますね。 アルストロメリアの基本情報科・属ユリズイセン科ユリズイセン属和名アルストロメリア,百合水仙(ユリズイセン)英名lily of the Incas学名Alstromeria原産地南アメリカ出回り時期通年(5月最盛期)育てやすさ★★★☆☆ アルストロメリアの種類・品種 アルストロメリアの品種は100種類以上ですが、その中でも大きく分けて2種類あります。それは、一季咲きと四季咲きです。一季咲きは夏と冬に休眠します。四季咲きは冬に休眠します。現在日本に出回っている多くは一季咲きですが、アルストロメリアを育てるときはどちらの種類か理解しておくことが大切です。 アルストロメリアの育て方用土 多湿の多い土は避けて水はけの良い土を選びましょう。寒さに強いアルストロメリアですが、冬の厳しい時期だと土が冷えすぎてしまい生育を妨げます。ですので防寒対策として、根元の土に腐葉土などを撒いてください。鉢植えの場合は日の当たる場所に避難。 種まき 種はほとんど市販されていない為、自分で収穫するしかありませんが手に入り種まきをする場合は鉢を用意しそこに蒔きます。種は無造作に蒔かずに丁寧に感覚を開けて一粒一粒置いてください。均等に並べたら表面が隠れるくらい薄く土を被せて、日陰で保存。温度管理がきちんとなされていれば芽を出すでしょう。 苗の選び方 基本的に葉が緑色で濃い色をしている苗を選びましょう。但し、苗の中には黄色い葉の物が混ざっているときがあります。しかし、球根から伸びている根がしっかり白く生えている場合は持ちこたえるので選んでも大丈夫です。 植え付け 鉢植えの場合は深めの鉢を用意します。アルストロメリアは球根の植物なので根が生き生きと成長出来る様にです。球根を植える深さは5㎝程度。それより浅い場所ではしっかりと根を張れません。逆に深すぎると目が出て来れないので要注意。地植えの場合も埋め方は同じ。但しいくつかの球根を植える場合は30㎝ほどの距離をとってください。 水やり 葉が伸びている生育期間はたっぷりと水をやり、葉の成長もなく止まっている休眠期間は水を控えて下さい。品種により育成期間休眠期間は違うので予め知っておくことが必要です。むやみに水を与えず、葉の成長を見ながら水を与える量を伺ってください。 追肥 追肥は休眠期間には絶対にやらないでください。無駄な栄養を与えられ過ぎてしまうと成長できずに枯れてしまいます。追肥を行うなら葉がぐんぐん伸びている生育期間。この時期に液体肥料を与えると良いでしょう。しかし、ここでも与え過ぎは禁物ですので、数滴もしくは薄目が最適です。 剪定 花が咲き終わった後、種を作る準備に入ります。しかし、ほったらかしにしたままですと成長が分散され、肝心の球根が栄養を取られ過ぎて枯れてしまいます。次の季節に備えたり、株分けをしたいなら花の剪定をしましょう。伸びた茎ごと抜き取ることが出来ます。 収穫 花が咲いた後に種を付けます。種を収穫したいのなら、幾つか候補の花を選んでおき、それ以外は種の収穫を諦めましょう。その方が良く育った種が収穫できます。 病害虫 アルストロメリアは気温の低い所を好みます。ですから、高温多湿の場所、時期にはとても弱いのです。その弱った時期によく病気に掛かったり、虫にたかられたりします。気を付けなければならない病気は「灰色カビ病」至る所に斑点が出来て、葉や根っこを腐らせてしまいます。病気を防止するためには風通しの良い乾いた場所にアルストロメリアを置きましょう。 アルストロメリアの育て方 まとめ ・アルストロメリアは湿度に弱い。置き場所は風通しの良い涼しい場所へ ・球根を植える場合は、深すぎず浅過ぎず。地表から5㎝程度の場所へ埋める ・水やりは生育期間にたっぷりやる。休眠期間は控える。一季咲きと四季咲きで水やりの時期が違う事を念頭に置く。 アルストロメリアのその他色々アルストロメリアは人の名前? 新しい惑星を発見した時、その名前は発見者だとういことがありますよね。惑星に限らず、昆虫などもそう。勿論花の名前も人の名前に由来してつけられることがあります。このアルストロメリアも人の名前から由来しているのです。しかし、ちょっと面白いのは”発見者の名前ではない”ということ。アルストロメリアを発見したのは、スウェーデンの生物学者カール・フォン・リンネ。しかしこのリンネ自分の名前ではなく友人の博物学者クラース・アルストレーマーの名前を付けたのです。理由は、自分の研究の為に様々な薬草を採取してくれていたから。支え合う友情が一つの花に名前を付けたのですね。 アルストロメリアは百合?水仙? アルストロメリアの別名をご存知でしょうか。もしかしたら園芸の本などで目にしている機会があり、こちらの方がなじみ深いという方もいるかもしれません。アルストロメリアの別名は「百合水仙」花弁の開き方や形は百合、ひょろりと長い茎にねじれた葉っぱは水仙、とどちらにも似ているのでこの別名が付けられました。また、インカ地方で自生しているのでそちらでは「インカの百合」とも呼ばれています。アルストロメリアの別名ではないですが少し変わった表記があります。それは「夢百合草」これでアルストロメリアと読みます。しかし、これは造語。さだまさしさんの楽曲なのです。さだまさしさんの曲名にはこんな可愛らしい当て字でアルストロメリアはよばれているのですね。 アルストロメリアはフラワーアレンジメントの優等生
飾られている花をふと見ると、実はアルストロメリアだったということがよくあります。アルストロメリアは花の色がとても多くて様々な場面に使用できるからです。また、フラワーアレンジメントにとって優秀な性質を持っています。それは花持ちの良さ。花言葉に「持続」という言葉がありますがそれはアルストロメリアはの花持ちの良さから由来しているとも言われています。花束の中にちょこんといたり、アレンジメントの中心になったりと様々な場面で活躍しています。飾られている花を見かけたら是非探してみて下さい。
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

▼ ミニバラは薔薇のカテゴリーの中で小輪咲きで葉も小さく、丈も大きくならない系統をいいます。この系統は中国の原産の丈の低いロサ・キネンシス・ミニマをもとに交配されて育成され、小型の性質を受け継いでいます。コンパクトな株に小さめの花を咲かせ大半の品種は四季咲き性です。花色は豊富ですが、芳香性品種は少ない傾向にあります。 バラ科・バラ属の落葉性の低木・花木で、その多くは葉や茎にトゲを持ちます。樹形から株立ち性の枝幹がまっすぐ伸びて花が上向きに咲くタイプのブッシュローズの仲間に入れられます。コンパクトで場所をとらないので気軽に栽培を始められるのもひとつの魅力です。 ミニバラの花言葉 ミニバラの花言葉は、「無意識の美」「特別の功績」「はてしなき愛」。 薔薇全体の花言葉は「愛」「美」ですが、ミニバラには小さくても特別な存在をたたえる花言葉がつけられています。薔薇は花言葉通り愛と美の象徴ですが、色や色の濃淡、つぼみやトゲの他にも咲き方やその状態、本数や色の組合わせにも細かく花言葉があるのが特徴です。 色や部分ごとの花言葉は、赤い薔薇「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な愛」、白い薔薇「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」、ピンクの薔薇「しとやか」「上品」「感銘」、青い薔薇「夢かなう」「不可能」「奇跡」「神の祝福」、黄色い薔薇「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」、赤い薔薇のつぼみ「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」、白い薔薇のつぼみ「恋をするには若すぎる」「少女時代」、薔薇のトゲ「不幸中の幸い」 ミニバラの基本情報科・属バラ科 バラ属英名Miniature rose学名Rosa hybrida原産地北半球の亜熱帯から寒帯にかけて広く分布・アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部出回り時期新苗4月〜5月頃/大苗9月下旬〜3月頃育てやすさ★★★☆☆
ミニバラの種類・品種 小さなポンポン咲きの可憐なピンクの花を咲かせる「リトル・タイニー」、茶色の半剣弁高芯咲きで四季咲き、開花直後は濃茶色で開花が進むにつれて赤みをおびる「テディベア」、桃色の八重咲きで春から晩秋まで咲き続け病害虫に強い「ハッピー・トレイルズ」、レンゲのような花型の小さな花が房咲きになり、繰り返し咲く「八女津姫」、白と赤のストライプでロゼット咲きで蕾にモス(腺毛)が生える「ストレンジ・ミュージック」、花径が5㎝でミニバラでは大輪の八重咲きが房咲きになり、病害虫に強く四季咲きの「ジョージ・ベスト」は、淡いピンクの蕾が咲くと真っ白なボンボン咲きになり、花びらのふちにピンクが入ります。時間の経過とともに花色がグリーンに変化する四季咲きの「グリーン・アイス」などがあります。
ミニバラの育て方用土 水はけと水もちがよく、空気をほどよく含んだ有機質に富んだ土が適しています。赤玉土中粒1:黒土1:有機物1(牛糞、ピートモス、半々)、もしくは赤玉土中粒6:赤土1:もみ殻くん炭1:ピートモス2の配合にしますが、陶器の鉢の場合は水はけが悪くなるので黒土や有機物の配分を減らします。また、優秀な薔薇専用配合土が数多く市販されているので、そちらを用いるのもおすすめです。 種まき ミニバラは接ぎ木苗や挿し木から育てるのが一般的ですが、種から増やすこともできます。しかし、自家種の場合、種を取った親薔薇とは違う花が咲くことが多いのでおすすめしません。 苗の選び方 冬に接ぎ木して春に売り出される新苗と、前年に接ぎ木して1年間養成した大苗がありますが、どちらも太くて硬い枝があり、接ぎ木部分が自然なものを選びましょう。新苗の場合は葉が多くついたもの、大苗の場合は樹皮が赤紫に変化し、芽に膨らみがあり、切り口の木質部にしみがないものを選んでください。 植え付け ミニバラは基本的に鉢植えで栽培しますが地植えでも育ちますので、地植え可能ですが他の薔薇よりも根の張りが浅いので乾燥には注意が必要です。地植えの場合は日当りと風通しと水はけのよい場所に植え付けますが、掘り起した土に完全堆肥やピートモスを混ぜ込みます。穴の底に元肥を施し土を被せ、接ぎ口が埋まらないように根を広げ掘り起した土で植え付けます。元肥と根が直接触れないように注意が必要です。 鉢植えの場合は、苗の大きさにもよりますが、株よりもひとまわり大きい鉢を選びます。元肥が根にあたらないように、接ぎ口が埋まらないように植えますが、元肥は用土に混ぜ込まず、植えたあとに置き肥として施します。地植え、鉢植えのどちらも冬の休眠期以外は根を切ったり、土を崩さないように注意します。植え付け後はたっぷりと水やりをしてください。 水やり 鉢植えは1年を通して土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと水やりをしてください。地植えの場合は真夏の雨が少なく乾燥する場合のみ与えてください。 追肥 冬・12月中旬〜2月上旬と夏・8月(夏の剪定前)の元肥以外に、3月中旬〜4月追肥として液肥を、6月〜7月上旬(一番花が咲き終わる頃)お礼肥として、9月中旬〜10月中旬に(一季咲きを除く)追肥として、11月に追肥として(リンサン・カリ)を施します。 剪定 年間を通して冬と夏の2度剪定を行います。《冬の剪定》2月の冬の剪定では、樹高の1/2の位置ぐらいの位置で丸く刈り込むように剪定します。《夏の剪定》8月下旬〜9月上旬の夏の剪定では、2番花の開花枝あたりで切りますが、判りにくい場合は、全体の樹高の2/3の高さあたりで剪定します。また、一季咲きは基本的に行いません。弱っている株や葉が落ちてしまった枝も切りません。 病害虫病気 黒点病、ウドンコ病、べと病、枝枯れ病、灰色かび病、根頭がんしゅ病、さび病、腐らん病、ウィルス病、など 害虫 アブラムシ類、クロケシツブチョッキリ、ゴマダラカミキリ、ヨウトガ、ハスモンヨトウ、チュウレンジバチ、オオタバコガ、カイガラムシ、ハダニ類、スリップス、バラクキバチ、ハマキムシ、コガネムシ類、ケムシ類、ホソオビアシブトクチバ、オビカレハ、アオバハゴロモ、ハキリバチ、など 害虫対策・薔薇特有の害虫や特に厄介な害虫 ハダニ類 葉裏に寄生して樹液を吸い落葉させます。 対策:殺ダニ剤を散布、予防にはシリンジを使用します。 クロケシツブチョッキリ バラゾウムシとも呼ばれ、蕾や若葉に産卵し枯死します。 対策:4月下旬の発生前にスミチオンを2回散布 チュウレンジバチ 若い茎を傷つけて産卵し、幼虫が葉や花びらを食害します。 対策:オルトランを散布 カイガラムシ 樹液を吸いますが、大発生すると株が枯死します 対策:休眠期にマシン油乳剤、石灰硫黄合剤の濃縮液を散布 コガネムシ類 成虫は花弁を食害して糞で汚し、幼虫は根を食害します 対策:成虫にはスミチオン、幼虫にはオルトランなどの微錠剤を土に混ぜる。   増やし方 薔薇の増やし方には「挿し木」「接ぎ木」がありますが、家庭栽培では挿し木で増やします。 11月~1月頃にさす「休眠枝さし」と6月〜7月頃にさす「緑枝ざし」があります。挿し木用の土にさし穂をさして根がついたら、2ヶ月程度で鉢上げをして植え替えます。   ミニバラの育て方 まとめ ・ベイサルシュートが出てきたら樹形を整えるためにも早めにピンチ(枝先を摘む)しましょう。 ・花が咲いたら満開になる頃に花がら切りを行います。花をそのまま残すと茶色く変色したりカビがはえたりするので、見た目や病気の予防のため、花が種を作り株が弱るのを防ぐためにも早めに行います。   ミニバラのその他色々寄せ植えは禁物 ミニバラはその華やかさとコンパクトさから寄せ植えにされがちですが、ハダニと黒星病に弱いため日当りと風通しが確保できない寄せ植えは、一番良くない植え方だといえます。株と株を離して植え肥料や水の与え過ぎにも注意が必要です。黒星病予防には「ダコニール」の液体を1000倍に薄めて散布します。 ハダニ対策 ミニバラは株が小さいので育て方が簡単だと思われがちですが、病害虫に弱い系統です。とくにハダニの被害を受けやすく定期的な予防散布が必要です。ハダニ対策としては花が咲き終わるたびに花柄摘みをし、葉裏を水洗いしたあとに殺ダニ剤を散布します。 また乾燥するとハダニが発生しやすいため、真夏で雨が降らないときは葉にも水をかけて乾燥を予防します。もしも、ハダニがついてしまった場合は、葉を全て摘み取り、軽く剪定後水洗いして殺ダニ剤を散布します。 進化するミニバラ 近年はフロリパンダ系などと交配された大型のミニバラが、パティオローズ、ミニ・フローラと呼ばれています。パティオローズとは中庭で栽培される薔薇という意味ですが、プランターや鉢で栽培出来、普通の薔薇よりは小さく、ミニバラよりも大きい薔薇という位置づけです。 また、現在の日本の薔薇の流行は「カップ咲き」「芳香が良い」「鉢で栽培できる四季咲き」の3点に集約されていますが、他の系統のオールドローズやイングリッシュローズ、ハイブリットティーは大きくなりすぎるため、改良が重ねられた末に生まれた系統です。

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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

▼栽培カレンダー 植え替え 開花 肥料 クラッスラとは クラッスラはベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物。3、4cmの小型から何m近くにもなる大型種まであり、形も様々で種類はとにかく豊富です。春~秋、秋~春の成長期があり、品種によって異なります。 クラッスラの基本情報 属名 クラッスラ 学名 Crassula 科目 ベンケイソウ科 クラッスラ属 原産地 南アフリカ 熱帯アフリカ 日常の手入れは? ■成長期 夏型と冬型、品種によって異なります 夏型種・・・春~秋が成長期 冬型種・・・秋~春が成長期 ■選び方 葉が開いているものより、詰まって、全体的に締まっているものが良いでしょう。 葉に虫が付いてなく、元気なものを選びましょう。 ■日常の手入れ 成長期は乾いたらお水をたっぷりあげます 日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。 ■日当たり・置き場所 湿気が苦手。乾燥した場所へ なるべく乾燥した場所へ置きましょう。 明るい日陰でも育ちますが、なるべく日当たりのよいところに置くほうが元気な株に育ちます。 ■温度 耐寒は5度くらいまで 気温が5℃以下が続く場合は屋内に取り込んだ方が安全です。 ■水やり・・・季節で異なります 【夏型種】 春・秋・・・・日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。 夏・・・夕方以降の暑さが落ち着き涼しくなってからお水をあげましょう。 冬・・・暖かい日の昼間にお水をあげましょう。 【冬型種】 春・秋・・・・・日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。 夏・・・ほぼ断水します。 休眠期。水は控えめに。 梅雨明けからの夏と冬は水やりは控えめにします。 冬・・・暖かい日の昼間にお水をあげましょう。 0度を切る場合は控えたほうがよいでしょう。  ■肥料 成長期に緩効性肥料を少量施しても良いでしょう。 ■害虫 アブラムシ、カイガラムシ、ハダニが付きやすいです。 花芽や、新芽など柔らかいところは害を受けやすいので気をつけましょう。 ■用土 水はけのよい土がよいです 市販の多肉植物用の土だと手軽です。 栽培環境や水やりの頻度に合わせて選んでも◎。 知っていると便利! ■植え替え 植え替えをするならば春か秋がよいです。 ■増やし方/繁殖の仕方 挿し木・挿し穂で増やせます 【挿し木・挿し穂】 切り口を3、4日乾かしてから用土に植えつけます。土に割り箸などで、穴をあけそこに挿します。 冬型クラッスラの種類 ■キムナッキー  学名:Crassula  kimnachii cv ■愛星(アイボシ) 学名:Crassula rupestris f ■十字星(ジュウジボシ) 学名:Crassula perforata ■数珠星 学名:Crassula mermiereana cv ■オルビキュラリス 学名:Crassula orbicularis 夏型クラッスラの種類 ■ゴーラム(宇宙の木) 学名:Crassula ovata f.monstrosa (=Crassula portulacea f.monstrosa) 【育て方はこちら】 【多肉植物】5分で分かる”ゴーラム(宇宙の木)”の育て方
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

シュウメイギクは秋の日陰の庭に映える白や桃色の花を咲かせる宿根草です。漢字で書くと「秋明菊」でその名の通り菊のような花を咲かせますが、春に咲くアネモネに近いキンポウゲ科の植物です。シュウメイギクは貴船菊や秋牡丹などの異名もあり、欧米ではボーダーガーデンやジャパニーズガーデンには欠かせない植物ですが、実は中国原産の帰化植物で、山野や里山にも自生しています。一枝でも見栄えが大変良いため、華道の素材としてや秋の茶花としても大変喜ばれます。花はがくが花弁化したもので実際には花弁はありません。最近では八重咲のものや矮性のものもあります。 シュウメイギクの花言葉 シュウメイギクの花言葉は「薄れゆく愛」「淡い思い」「忍耐」 シュウメイギクの花言葉は「薄れゆく愛」「淡い思い」「忍耐」です。秋に花を咲かせ冬に近づくにつれてハラハラと散っていく様がまさしく恋の終わりの切なさを感じさせますが、この花言葉は近縁種であるアネモネに由来するようです。アネモネはギリシャ神話の花の女神フロラの侍女の名前に由来しています。フロラには西風の神ゼピュロスという恋人がいましたが、ゼピュロスは美しい侍女アネモネに恋をしてしまいます。起こったフロラはアネモネを追放してしまいます。ゼピュロスはフロラを納得させるためにアネモネを花の姿に変えたと言われています。そこから薄れゆく愛や淡い思いといった切ない恋心の花言葉が生まれたのでしょう。「忍耐」は寒い冬に耐え再び春に芽を伸ばすシュウメイギクの強さに由来します。 シュウメイギクの基本情報科・属キンポウゲ科 イチリンソウ属英名Japanese anemone,Jalanese thimbleweed学名Anemone hupehensis var. japonica原産地中国出回り時期9月~10月育てやすさ★★★☆☆   シュウメイギクの種類・品種 シュウメイギクの原種は草丈が50~80cm程度で濃桃色の八重咲です。現在多く流通している園芸種は、日本の原種と台湾原産のタイワンシュウメイギクを交配したもので、欧米で品種改良されたものが逆輸入されて定着しました。タイワンシュウメイギクは白花で100cmを超える草丈があります。最近ではヨーロッパで交配された矮性のシュウメイギクもあり、草丈が40cm程度にしかならず花色も豊富なので鉢植えに向きます。
  シュウメイギクの育て方用土 肥沃で保水性の良い弱酸性の土壌を好みます。土壌がアルカリ性に傾くと極端に成長が悪くなりますので、コンクリート塀や家の基礎などコンクリートの近く、消石灰を撒くような場所には植えないように注意しましょう。地植えの場合湿り気の多いところが好きですので保水力が足りない場合は腐葉土を3割程度混ぜ込んでやり、マルチングしてあげると良いでしょう。落葉樹がある場合はその近くに植えてあげると落ちた葉が冬場のマルチング代わりになります。鉢植えの場合は小粒赤玉土と腐葉土を7:3に混ぜたものに緩効性肥料を混ぜ込みます。 種まき 綿毛であって風で飛ばされやすいので、種を採る場合は袋などを被せて保護します。12月~1月頃地上部が枯れ綿毛が浮いてきたら採取の適期です。種は鉢植えと同じ用土に播き、覆土せずに乾燥しないように管理します。5月~6月頃間引いて良い苗を選抜し、翌年の3月~4月頃1株ずつ植え付けましょう。 苗の選び方 開花前後の株が流通しますので、花の形や色の良いものを選びましょう。種を採る目的がある場合は一重の品種を選ぶようにします。また、葉や茎がしっかりしており病害虫に侵されていないものを選びましょう。管理の仕方によっては株に白絹病が出ている場合がありますので、株元を確認して白いカビのようなものがないものを購入しましょう。 植え付け 植え付け適期は芽が動き始める直前の3月~4月です。開花株を購入した場合は9月~10月でも植え付けられますが、しっかり水やりをして冬までに根が土になじむようにしましょう。地植えの場合は半日陰に根鉢の倍程度の広さを掘り返して元肥と腐葉土を十分に混ぜ込んで根鉢を少しだけほぐして植え付けます。鉢植えの場合は株がすぐに増えるので、やや大きめの鉢に植え付けましょう。根が回りやすく根詰まりを起こすと株が弱るので、鉢底で根の回り具合を適宜確かめるようにしましょう。 水やり 地植えの場合は半日陰でじめっとした感じの場所であれば水やりは必要ありません。鉢植えの場合は夏場は特に株全体が熱くなり根が傷みますので、直射日光が当たらない風通しの良い日陰で養生しながら夕方に水を与えるようにしましょう。また、宿根草ですので冬場も土が乾燥しないように適宜水を与えるようにして下さい。 追肥 花後のお礼肥として緩効性の化成肥料か油粕を株から少し離れた場所に置きます。根の先端部分で肥料分を吸収するので、株元においてもあまり効果がありません。鉢植えや旺盛に成長している株では葉が出始めてから5月くらいまで月に1回液体肥料を水代わりに与えると良いでしょう。気温が高くなり始めたら肥料を与えないようにします。 剪定 花後は種を採取する予定がない場合は花茎を切ります。また、冬場は地上部が枯れますので、地際から刈り込んでおきましょう。成長が良いと春からランナーがどんどん伸びてきます。そのままにしておくと植え付けた部分からどんどん広がっていくので、必要なもの以外は切り取りましょう。 病害虫 害虫はアブラムシが新芽やつぼみにつきやすいです。日の当たる場所に植え付けた場合は夏場にハダニが出ることもありますので、発生初期に殺虫剤を用いて防除しましょう。病気はうどんこ病がつきやすいので、株が込み合って風通しが悪くなっている場合は株分けなどをして風通しが良くなるようすると良いです。地際の部分に白絹病が出ると株が弱りますので、早めに殺菌剤で防除します。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 ハダニ ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。 うどんこ病 植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。 白絹病 おもな発生時期は6月から9月で、発生部位は根と茎です。カビ(糸状菌)による伝染病で、菌糸が網のように張り立ち枯れてしまう伝染性の病気です。菌が強いのでかかってしまった部位をそのままにしておいたり、よけてほかの所に置いておいたりしても、病原菌は土の中で越冬してしまうため、春に暖かくなってから活動しはじめてしまいます。発見したらほかの株とは分けて置き、すぐに焼却処分や廃棄処分をするようにしましょう。   シュウメイギクの育て方 まとめ ・シュウメイギクは半日陰で栽培しましょう。直射日光は苦手です。 ・湿り気のあるところが大好き。水枯れを起こさないように注意! ・株が込み合って来たら掘り返して株分けをして植えなおしましょう。 ・弱酸性土壌が好きなので、コンクリートの近くには植えないように。
  シュウメイギクのその他いろいろシュウメイギクの増やし方 シュウメイギクは株分けで増やすことができます。特に鉢植えの場合はすぐにいっぱいになってしまうほど増えますので、葉が展開する前に株分けをして株を更新してあげると良いです。また、春以降になるとランナーが地下茎から伸びてきます。地に着くと子株ができますので、掘り取って鉢植えにしたり、別の場所に植えてあげましょう。根伏せでも増やすことができるので、根を5cm程度に切り取ったら清潔な用土に寝かせて覆土します。 中国原産なのになぜジャポニカ? 秋明菊や貴船菊という名前で親しまれており、学名や英名にまで日本とついているシュウメイギクですが、中国が原産の植物です。万葉集にはシュウメイギクの記述がないためおそらくそれ以降に中国から伝わったのでしょう。シュウメイギクは伝来後に京都の貴船を中心に野生化をしたようで、そこから貴船菊の別名が付けられたと言われています。これを元にしてジャポニカの学名がついたのでしょう。中国から伝来したときには「秋冥菊」と黄泉の国の花という意味の名前でしたが、「明」の字に改変されました。現在では様々な花の種類があるシュウメイギクですが、その品種改良は日本ではなくヨーロッパを中心に行われました。現在でもヨーロッパを中心に大変人気のある花で、耐寒性があり宿根草であることから晩秋を彩る花としてボーダーガーデンに良く植えられています。 シュウメイギクで家畜が中毒に。きれいな花には毒がある? シュウメイギクはキンポウゲ科の植物ですが、このキンポウゲ科の植物は毒をもつ植物が非常に多いことが知られています。シュウメイギクも実は全草にプロトアネモニンという毒があります。放牧している牛がシュウメイギクの芽を誤って食べてしまって中毒を起こすことがあります。人が食べてしまうと胃腸障害が起こるほか、草の汁で皮膚炎を起こすことがありますので注意が必要です。山菜として食べるニリンソウと似ていますので、特にシュウメイギクが自生している里山でニリンソウを採る時は注意するようにしましょう。
  他の育て方の記事はこちら。LOVEGREEN育て方記事一覧   花・植物を、もっと楽しみたい!!室内で楽しもう!
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

アーモンドの基本情報 樹高5メートル程になる落葉高木で花は葉よりも先に展開し、3~4月にかけて桜に似た3センチほどの5弁花を花柄が短いので枝に添うように一斉に咲かせます。花色は濃いピンクから桃色、白色で花弁の先に小さな切れ込みがはいっており、アンズや桃の花によく似ています。アンズやウメ、モモの近縁種ですが果肉は薄く食用にならないので種子の殻の内側の「仁」と呼ばれる部分を炒ったり揚げたりして食用にします。抗酸化作用のあるビタミンEやミネラル、ポリフェノールや食物繊維を多く含むので美容や健康に良いとして近年注目されています。 アーモンドの花言葉 「希望」、「真心の愛」、「永久の優しさ」、「無分別」、「愚かさ」 「希望」という花言葉は春の桜よりも早い時期に葉よりも先に花が開く姿や産地ではたくさんの実をつけることから豊かさや豊穣のシンボルとされているためつけられました。「真心の愛」「永久の優しさ」は、イエス・キリストの復活と結びつけてシンボル化されていることから神の愛をイメージしたものとして、「無分別」「愚かさ」という花言葉はギリシャ神話に由来します。トロイ戦争から帰国の途につく途中に漂着した地で出会った王女に恋に落ちた男性が、いちどギリシャへ帰った後戻って結婚しようと約束をします。ところが男性は戻ってきません。帰りを待ち続けた王女は病にかかり亡くなってしまいます。亡くなった事を知った男性が王女の元を訪ね、すがりつくように泣くと、王女がアーモンドの木に変えられ見事な美しい花を咲かせたという物語に由来します。 アーモンドの基本情報科・属バラ科モモ属英名Almond学名Prunus dulcis原産地アジア西南部出回り時期2月~4月育てやすさ★★★☆☆
アーモンドの種類・品種 スイート種と大量に摂取すると有毒な成分を含むビター種に分かれます。食用にされるのはスイート種で100以上の品種があり、主なものに「ノンパレイユ(Nonpareil)」「カリフォリニア(California)」「ビュート(Bute)」「ミッション(Mission)」などがあります。 アーモンドの育て方用土 できるだけ水はけのよい用土を好みます。鉢で栽培する場合は赤玉土6:鹿沼土3:腐葉土1に元肥を入れて混ぜます。 種まき 種まきの前に一晩水につけると発芽率が上がります。赤玉土7:鹿沼土3の割合で配合した土を使用し、6号以上の鉢に深さ3~4センチほどに2粒種をまきます。発芽まで1カ月半から2カ月ほどかかりますが種が乾燥しないように水やりを忘れないようにします。 苗の選び方 下の方まで葉がついていて黄色く変色していないもの、苗木の太さと高さのバランスが良いもの、病害虫がないものを選びます。 植え付け 日当たりと水はけのよい場所を好みます。庭植えの場合は水はけを良くするために盛り土をして高植えにします。植え穴を掘ったら掘り上げた土に腐葉土などをたっぷりと加えます。 水やり 鉢植えは梅雨時に根ぐされをおこしやすいので軒下において鉢の下にすのこなどをしいて風通しが良くなるように管理するとよいでしょう。乾燥にとても強いので地植えの場合は根付いたらほとんど水やりはいりません。 追肥 花後のお礼肥えとして4~5月、寒肥えとして12月頃に果樹用の有機肥料として配合されているものなどを株元に施します。 剪定 花後に3~4月に形を整える程度の剪定を行います。全ての枝にまんべんなく日光があたるように込み入った部分の枝を抜くように剪定します。 収穫 8月中旬ごろに徐々に果肉部分が割れてきますので出来るだけ早く収穫し果肉を取り除いて殻付きのまま4~5日陰干しします。 病害虫 害虫はアブラムシやコスカシバ、ウメケムシなどが発生ますので薬剤散布で防除しましょう。病気は黒星病や縮葉病があります。病気の葉は落ちたものも含めて取り除き、殺菌剤を散布しましょう。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 アーモンドの育て方 まとめ ・植え付けは日当たりと水はけのよい場所にしましょう。 ・3年目までの若い木は寒さに弱いので、冬場は軒下などの雪や霜があたらない場所で管理しましょう。 ・水のやりすぎに注意しましょう。 ・害虫は比較的発生しやすく、アブラムシやコスカシバ、ウメケムシなどがありますので早めに薬剤散布で防除しましょう。
アーモンドのその他色々アーモンドの実の収穫方法と食べ方 アーモンドの実は梅雨や台風が多い日本の気候ではあまりたくさんは収穫できずほとんどの実が落ちたり腐ったりしてしまいます。うまく8月中旬ごろまで木に付いたものがあれば、徐々に果肉部分が割れてきますので果肉を取り除いて殻付きのまま4~5日陰干しします。種を食用にする場合は硬い殻を割って中の種を取り出しフライパンで炒って食べます。果肉部分が割れたらすぐに収穫しないとカビが生えたり虫が入って食べられなくなるので注意しましょう。 アーモンドの産地について 日本に輸入されるアーモンドはほとんどがアメリカのカリフォルニアから輸入されています。カリフォルニアの広く荒れた平地に整然とアーモンドが植林され管理された畑で育てられています。栽培地では開花から収穫までほとんど雨が降らない乾燥した環境なので木についたまま成熟、収穫できます。アメリカ以外では地中海沿岸の国々やオーストラリアでも栽培されています。 アーモンドミルクのレシピ 食塩無添加のアーモンドを水に一晩浸しておき、翌日水を切ったア-モンドと水をミキサーにかけます。これをこしたらアーモンドミルクが出来上がります。そのまま飲んでもよいですしコーヒーに入れてアーモンドフレーバーのコーヒーにしたりシリアルなどにかけてもおいしいです。アーモンドはミネラルや食物繊維、ビタミンEが豊富で抗酸化作用があり、ダイエットにもよいなど健康に良い成分が多く含まれているので積極的に取りたい食物として注目されています。
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

サザンクロスはオーストラリア原産の常緑樹。ピンクの可愛らしい星形の花をつけることから「クロウエア」という本来の名前より、流通名である「南十字星(サザンクロス)」の方が有名になってしまいました。春から秋まで長い期間、咲き続けてくれるのが魅力。温暖な場所で育ててば四季咲きになります。ミカン科なので、葉を揉むとほんのり柑橘類の香りが漂います。花色はピンクですが個体によって濃淡の差があります。開花している苗の中から好みのものを選ぶとよいでしょう。オーストラリア産の植物全般の傾向として、寒さと梅雨の過湿に弱いので鉢植えに向いています。 サザンクロスの花言葉 花の形から星のイメージと重ね合わされてきました。花言葉は「願いをかなえて」「まだ見ぬ君へ」は流れ星に願い事をする慣習から生まれたものです。「光輝」は小さくてもくっきりした花の印象をよくとらえています。1月13日と9月18日の誕生花にもなっています。英名の「ワックスフラワー(ロウの花)」は、花にロウのような独特のツヤがあるためです。同じワックスフラワーの名を持つ植物にはオーストラリア原産、フトモモ科のカラメキウムがあります。 サザンクロスの基本情報科・属ミカン科クロウエア属英名Crowea Waxflower学名Crowea exalata、Crowea saligna原産地オーストラリア出回り時期通年育てやすさ★★★☆☆   サザンクロスの種類・品種 小輪でピンクの花を咲かせる「クロウエア・エクサラタ」と、葉に厚みのある「クロウエア・サリグア」の2品種が主に流通しています。エクサタラの方が花弁に尖りがあり、より星形に見えます。改良種として純白の花をつける矮小種「ホワイトスター」、葉に班の入る「フイリーナ」もあります。
  サザンクロスの育て方用土 赤玉土5、腐葉土4に川砂1を加え水はけをよくします。中性寄りの土質ならピートモスも混ぜ込みます。庭植えの場合は苗の周囲に排水用の溝を掘っておきます。 種まき よく花をつけるサザンクロスですがめったに結実しないので、苗で購入、挿し木によって増やします。実生苗の場合、開花までに10年かかるといわれています。 苗の選び方 冬でも開花した苗が販売されていることがあります。つぼみの多くついた、枝ぶりのよいものを選びましょう。 植え付け やや移植にデリケートなので春先、芽吹く前に植え付けを終えてしまいます。6月~7月には挿し木で増やすことができます。その年に伸びた硬めの枝を、鹿沼土とピートモスを均等に混ぜた用土に挿します。 水やり 庭植えなら水やりを必要としません。鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。夏は水切れしないよう毎日与えましょう。 追肥 成長期の春と、花後の秋に遅効性の肥料を与えます。窒素、リン酸、カリのバランスが取れたものがよいでしょう。 剪定 ひととおり咲き終わった初夏、切り戻しておくと秋に再び花を咲かせます。夏の間も花を楽しみたい場合は開花期の終わった11月頃、樹形を整えながら切り戻します。 病害虫 病害虫の心配はほとんどありません。まれにカイガラムシやアブラムシが発生するので、見つけ次第すぐ駆除します。 カイガラムシ カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。カイガラムシは国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々であり、カイガラがあるのとないものもいます。野菜や果樹、草花、サボテン、ラン、観葉植物と様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。   サザンクロスの育成ポイント ・過湿に弱いので鉢植えは梅雨の時期、軒下に移動させます。 ・日当たりを好む一方、夏の直射日光は苦手。秋の彼岸まで半日陰に置きます。 ・やや耐寒性が低いので冬は室内で管理しましょう。庭植えの場合、霜除けしないと翌年の成長が鈍る場合があります。 サザンクロスのその他色々クロウエアの由来 本来の品種名であるクロウエアは、イギリスの植物学者、ジェームズ・クロウにちなんでつけられた名前です。クロウは英国東部の街・ノリッチの市長を務める傍ら、ヤナギ科のコレクションで知られていた人物です。1798年、彼の業績を称え、著名な植物学者であるジェームズ・エドワード・スミスが命名しました。ちなみにスミスは植物学、分類学研究の総本山として名高いロンドン・リンネ協会の設立者です。ハゼの分類研究者として知られる天皇陛下もリンネ協会で講演を行われました。 本物(?)のサザンクロス サザンクロスは日本だけの流通名なので、海外ではクロウエアと呼ばれています。本来、サザンクロスの名を持っていたのはセリ科の植物「ザンソシア・ロツンディフォリア」。クロウエアと同じくオーストラリア原産です。名前の由来は花の形から。4枚の白い花弁が十字架上に広がり、その先端がさらに3つに分かれています。十字型にきらめいているようなその姿は、まさに南十字星です。 サザンクロスの紅葉 本来は常緑性のサザンクロスですが、フイリーナなど一部の品種は秋になると真っ赤に紅葉します。フイリーナは2009年に発表された改良品種。サザンクロスの弱点であった耐寒性も向上しており、近年人気が高まってきています。1m程度まで成長するので、株元を空け、寄せ植えにすると紅葉とのコントラストをより楽しめるでしょう。 他の育て方の記事はこちら。LOVEGREEN育て方記事一覧
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり
夕顔の基本情報 北アフリカが原産の巻きひげをもつ匍匐性のつる性草本の非耐寒性一年草で、平安時代に中国から渡来しました。生育適温が18度~28度と高温の環境を好みます。スイカなどの接ぎ木苗の台木に使われることも多いです。蔓が良く伸びるため栽培には広い土地が必要です。花は雌雄同株で7月~8月頃に白色の花を日没の前後に開花し翌朝にはしおれるので夕顔の名前が付けられたと考えられます。雄花と雌花があり、果実はうり状で長さ60~90センチになり、干瓢にしたり、未熟果を煮物や汁物にして利用されます。ひょうたんは同じ種に属し、そのうちの苦みのないものが選抜されて夕顔という分類になったと考えられています。 夕顔の基本情報科・属ウリ科ユウガオ属英名bottle gourd学名Lagenaria sincerariavar.hispida原産地北アフリカ出回り時期3月~5月育てやすさ★★★☆☆ 夕顔の種類・品種 ひょうたんと同じ種ですが苦みの少ないものが選抜されて夕顔として渡来したものと考えられています。 夕顔の育て方用土 酸性土壌に弱いので植え付けの2週間前までに苦土石灰を施し、1週間前に元肥と堆肥を施してよく耕しておきます。ただし窒素肥料が多いとつるぼけになり実つきや果実の肥大が悪くなりやすいので注意します。 種まき 寒さには弱いので25度を保つように保温し、育苗箱に2センチほどの間隔でまきます。覆土は1センチほど行います。 苗の選び方 本葉が3~4枚で全体的にがっしりとした苗を選びます。根元がぐらつくものや下葉がきいろくなったものなどは避けましょう。 植え付け 日当たりのよい場所で有機質に富む水はけのよい場所を好みます。遅霜の心配がなくなった頃に株間80センチ以上の間隔で根を傷つけないように丁寧に植え付けます。地温を保つためにもポリマルチをはるのがおすすめです。 水やり 植え付け後は乾かさないように水やりします。また、果実の肥大中に乾燥してしまうと実が大きくならなくなるのでできるだけ乾燥をさせないようにします。 追肥 果実がピンポン玉くらいの大きさになったら化成肥料を株元に施します。果実の肥大具合を見ながら2週間後にもう一度施します。 剪定 親づるが5節ほどのところで摘芯し子づるを伸ばし、孫づるは摘み取ります。子づるに着果したらあとは放任でかまいません。 収穫 品種によって差はありますが果実が40センチくらいになったら収穫します。果実の肥大期には水切れしないように注意しましょう。 病害虫 病害虫は比較的少ないですがアブラムシがついたり炭そ病が発生したりします。連作するとセンチュウが発生するので避けましょう。 アブラムシ アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 センチュウ 体長1mm以下の細長いミミズのような虫です。被害を受けやすいのは野菜ですが、草花や木にも寄生します。ものすごく小さいうえに体色はほ無色透明に近いので、目視で確認することはとても難しいです。放っておくと、最終的には土地全体にセンチュウが蔓延し全ての植物が枯れていきます。 炭そ病 炭疽病(たんそびょう)は、カビが原因となっておこる病気のこと。様々な野菜や植物の葉や果実に、黒や灰色のカビの斑点が発生し、葉には穴が開き、果実は窪みます。広がってしまうと元に戻るのは難しいので、早期発見することがカギになります。 夕顔の育て方 まとめ ・植え付けは遅霜の心配がなくなった頃に株間80センチ以上の間隔で行います。 ・高温性のため植え付け直後や栽培中はできるだけビニールのマルチングで保温しましょう 。 ・適期に果実を収穫する為に受粉率を上げるため、開花直後の夕方に雄花をとって雌花につける人工授粉を行います。 ・連作すると蔓割れしたり、センチュウによる障害が出やすいので同じ場所は3年はあけて栽培するようにしましょう。 ・整枝をして果実にしっかりと栄養を運ぶことがポイントです。方法は親づるが5~6節のところで摘芯し勢いのよい子づるを3本程伸ばし、孫づるは摘み取ります。子づるに着果したらあとは放任でかまいません。
夕顔のその他色々混同されるユウガオやヨルガオと呼ばれる植物 7月~9月頃の夏の夕方にアサガオに似た白い花を咲かせ、ヨルガオやユウガオと呼ばれる熱帯アメリカが原産の植物があります。こちらはアサガオやヒルガオと同じヒルガオ科で干瓢を作るユウガオとは別の植物です。花を観賞する目的で栽培されています。白い花には芳香があり行灯づくりや支柱を立てて楽しみます。 源氏物語の夕顔 源氏物語の54帖の1つに「夕顔」という帖があります。これは夕顔の和歌にちなんだもので、道中でみつけたわびしいたたずまいの家に咲く花の名を訪ねたところ女性が「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」の和歌で返答してきました。市井の女とは思えない教養の高さから源氏が女性(夕顔)にのめりこみますが、女性(夕顔)は女性の霊にのろわれた悲劇的な死をとげます。夕方に開花し翌朝にはしおれるという薄命な花とこの女性が重ねられています。 夕顔のレシピ 夕顔は外側の皮を厚めにむいたら種の部分以外の実を桂むきにして干し、水分が抜けしっかり乾燥すれば干瓢になります。生では冬瓜と同じような調理法で煮物やスープ、サラダにして食べることが出来ます。干瓢は巻きずしの中の1つの具材としてしか食べる機会はないかもしれませんが食物繊維、カリウム、カルシウムを多く含む健康に良い食材です。食物繊維はごぼうや切干大根よりも多く、便秘解消やデトックス効果が期待できます。また、カルシウムやカリウム、リン、鉄などの栄養素も多く含まれるので体の調子を整えてくれます。ダイエットにも効果がありそうな干瓢を積極的に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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笼岛 みどり
2017年05月28日
笼岛 みどり

クリスマスローズは株分けで大量に増やすことはできません。そのため、種で増やしています。しかし、種で増やしても花色、花形、花の模様が安定せず、同じ花が咲かない!? それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力です。そのため、園芸品種をつけられないのがこのクリスマスローズなのです。 同じ花が咲かないからこそ、好みの花を見つけて、育て、新しく交配する楽しみができるクリスマスローズ。 初心者からプロの園芸家の間まで、様々な段階に応じた楽しみがあるクリスマスローズの原種7選をご紹介します。 原種と交雑種 まずは、クリスマスローズの原種をご紹介する前に、クリスマスローズを語る上で是非知ってもらいたい用語の説明を致します。 原種 交配・選抜などにより改良された栽培品種のもとになった野生種や一般栽培用の種子を採るために育成した植物の種子のこと。
  交雑種 異なる品種間の交配によって作り出されたもの。
有茎種と無茎種 クリスマスローズは葉や花のつき方などによって有茎種と無茎種に分けられます。その種類によっても栽培方法も違ってきます。 有茎種とは 茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。
無茎種 葉柄と花柄が根茎から別々に直接出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。
このように、クリスマスローズの花の色や形の違いには、原種と交雑種の違いがあり、又有茎種と無茎種の違いによっても差が出てくるのです。以上のことをふまえた上で、原種を見比べて見てください。花だけでなく、葉にも違いがあることも見て頂けたらと思います。 1,Helleborus argutifolius(ヘレボルス・アーグチフォリウス)原生地コルシカ島(フランス)、サルデーニャ島(イタリア)草丈40~120cm花径2~3cm花色黄緑
有茎種 小種名は「鋭い鋸葉を持つ葉」という意味です。ヒイラギのようなギザギザの葉で、3裂した葉を持ち、花色・花形にばらつきがほとんどない品種です。 一つの花茎から30輪以上の花を咲かせます。日本の高温多湿な気候に順応する育てやすい現種の一つです。  2,Helleborus odorus(ヘレボルス・オドルス)原生地スロベニア、ハンガリー、ルーマニア、ボスニア・ヘルツェゴビナなど草丈25~50cm花径5~7cm花色緑、黄色がかった薄い緑
無茎種  小種名は「香りのよい」という意味です。その名の通り香りが良い品種です。強健で、庭に植えでも良く育ち、とても栽培しやすい原種です。葉は常緑性で、5つに分かれ、外側サイドの葉は更に3つ以上に分かれます。花形は半球形のカップ咲きが多く、花色・花形・大きさは地域的な変異がありますので、それぞれの個性が出る楽しみがあります。1花柄に5~6輪の花をさかせます。 3,Helleborus foetidus(ヘレボルス・フェチダス)原生地イギリス、ドイツ、フランス、スイス・イタリア、スペイン、ポルトガルなど草丈40~70cm花径1~1.5cm花色黄緑
有茎種 種小名は「異臭のする」という意味をもち、実際に青臭い匂いはありますが可愛らしいベルの形でとても美しい草姿です。大株になると100輪近い花を咲かせることもあります。葉は常緑性で、8枚以上の小葉に分かれています。とてもシャープな印象の葉ですね。
4,Helleborus niger(ヘレボルス・ニゲル)原生地スロベニア、ドイツ、クロアチア、スイス、イタリア、オーストリアなど草丈20~30cm花径3~5cm花色白(薄いピンク)
有茎種(中間種) 有茎種と無茎種の両方の特徴・性質をもち、どちらとも交雑する謎めいた原種です。種小名は「黒」という意味で、根が黒いことからきています。横向きに開花する傾向の強い花で、花が良く目立ちます。常緑性で、他の原種よりも肉厚な葉をしています。花形はバラつきが多く、種をまくとかなり乱れた花も出現します。 花茎に1~3輪花を咲かせ、他のクリスマスローズは咲き進むにつれて緑色になっていきますが、ニゲルは咲き進むにつれてややピンクへと色づいていき、かなり赤に染まるものもあります。 イギリスでクリスマス時期に、アレンジメントやクリスマスカードによく登場する最も有名な品種です。
5,Helleborus torquatus(ヘレボルス・トルカータス)原生地ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、セルビア草丈30~40cm花径3~4cm花色紫~緑
無茎種 小種名は「襟飾り」を意味し、花首の付け根が薄い色になっている事に由来してます。開花後の4~5月にかけて葉が展開します。幼葉には軟毛があり紫色がかります。葉が紫から緑色に変わっていく様もカラーリーフとしての楽しみのひとつですね。花形・花色が変異に富んでいるため様々な表情を見せてくれます。
 
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